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工学部・水柿助教授の解脱(Mシリーズ3) /新書書籍
作家:森博嗣

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工学部・水柿助教授の解脱(Mシリーズ3) (新書) の詳細

出版社
: 幻冬舎
出版社シリーズ
: GENTOSHA NOVELS
ISBN
: 9784344009325
サイズ
: 新書
発売年月日
: 2009年12月1日

工学部・水柿助教授の解脱(Mシリーズ3) (新書) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

本シリーズの特徴は、話がつぎつぎに些末な方へ、否、多方面へと逸れていくために、なかなか話が進まない、本題が何であったかを忘却してしまう、もともと本題などない、というまさに人間の思考、人間の会話、人間の会議、人間の委員会、人間のワーキンググループ、人間の国会、すなわちほとんどの人間関係を象徴している点にある。実名は愛犬パスカルだけだけど、限りなく実話に近いと言われるM(水柿)&S(須摩子)シリーズ、完結。

目次 :まだ続きがあったのか奇跡の帰還を遂げるやいなや子犬ぴょこぴょこみぴょこぴょこ柴犬になるコーギーの怪;親馬鹿小馬鹿猪鹿蝶馬鹿にも数々あるけれど壁を越えて這い上がってくる本当の馬鹿には金メダルをなんて馬鹿なことを;リフォームのビフォア・アフタで散財へと突き進みますます社会からボイジャしたセレブな二人と一匹;いかにして密室に巨大なパスカルを入れたのかという疑問に対して真摯な態度で答える箇条書きこもごも;壮大なる宇宙と存在の路傍に夢見る意思の仄かに微小なるやさしずめ花弁に落ちる滴のごとくなりぬ

工学部・水柿助教授の解脱(Mシリーズ3) (新書) の著者情報

森博嗣

森博嗣は1957年生まれの日本の小説家。愛知県生まれ。名古屋大学工学部建築家へ進学。同大学大学院の修士課程終了。
卒業後は母校の助教授として勤務する傍ら、1995年の夏休みに処女作『冷たい密室と博士たち』を約一週間で執筆。その後もハイペースで作品を発表し、一躍人気作家となる。
作風は作者が工学部の助教授であったことに加え、当時は一般的ではなかったコンピュータなどを駆使する人物、科学や工学分野に関する専門的な会話、難解な数字問題が提示されるところから「理系ミステリ」と評された。
【主な受賞作品】
【主なメディア化作品】
  • スカイ・クロラ
    2008年 アニメ映画化
    『カクレカラクリ』
    2006年 テレビドラマ化

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