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思い出菓子市 /文庫書籍
作家:倉阪鬼一郎

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思い出菓子市 (文庫) の詳細

出版社
: 幻冬舎
出版社シリーズ
:
ISBN
: 4344430983 (9784344430983)
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2021年6月1日

思い出菓子市 (文庫) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

江戸の老舗七軒と見本市へ見世を出す新参者はつねや。音松とおはつ夫婦はそこで客のうっすらした記憶の中の「思い出菓子」の注文を受けることにした。初日、二日目、思い出菓子に客はない。最終日ようやく訪れた武家の妻が「長崎奉行所に勤めに出た、早逝した父の土産の、名も知らぬ焼き菓子がまた食べたい」と言う。夫婦は思い出の味の謎を解けるか?

思い出菓子市 (文庫) の著者情報

倉阪鬼一郎

倉阪鬼一郎は1960年生まれの日本の小説家、評論家。三重県出身。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。
大学時代、「幻想文学会」に属し、東雅夫、浅羽通明らと知り合う。後に東雅夫が創刊した幻想文学雑誌「幻想文学」に評論文を寄稿している。1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。その後、1997年、恐怖小説『百鬼譚の夜』が出版芸術社から出版され、再デビューを果たした。
再デビュー後は、モダンホラー、ミステリーとホラーの融合、特殊な趣向で書くバカミス(バカバカしいミステリー)など作風を広げた。自称「特殊小説家」。翻訳家としても活動しており、海外ホラーの訳を手掛けるほか、俳人としても知られる。

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