この商品の詳細
- 出版社
- 法研
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4867561850
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2026年05月01日
この商品の紹介
元ひきこもりという当事者の経験を持ち、現在は支援者として多くの相談に向き合ってきた阿部達明氏が、ひきこもり当事者とその家族に寄り添いながら、「親亡き後」のお金の問題や将来への不安に具体的な道筋を示す一冊です。
近年深刻化する「8050(はちまる・ごうまる)問題」とは、80代の親が50代の子どもを支え続け、経済的・精神的に行きづまる社会課題であり、その背景には、ひきこもりの長期化と親の高齢化があります。本書は、その現実に正面から向き合い、解決のヒントを提示します。内閣府の調査では、15〜69歳のひきこもり状態の人は全国で推計146万人。実に約50人に1人がひきこもりです。ひきこもりは不登校から移行するケースだけでなく、「退職」や「人間関係の不和」などをきっかけに成人後に陥る例も多く、誰にとっても無関係ではない問題です。
阿部氏は、「明るく前向きに生きるための生活設計(ファイナンシャル・プランニング)」、「本当に自分らしい生き方を探す(キャリア・プランニング)」、「対等な人間関係で支え合う(リレーションズ・プランニング)」という3つの視点を有機的に組み合わせた「ライフプランニング・リレーションズ(三位一体のサポート)」の考え方をもとに、支援を行っています。ファイナンシャルプランナーとしての専門性を活かし、収入や資産、年金の状況などを丁寧に可視化することで、家族が共倒れにならず、生活を維持・向上させるための現実的なプランを導き出します。
本書では、そうした実践的な支援内容を誌上で再現し、さまざまな家計プランを用いながら具体的に解説。読み進めることで、自分や家族の状況に置き換えて考えることができ、8050問題の解決への確かな道筋が見えてきます。不安に押しつぶされる前に、できることは必ずある―その一歩を踏み出すための指針となる一冊です。
あきらめないひきこもりの老後/単行本