この商品の詳細
- 出版社
- 左右社
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4865280371
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2021年11月01日
この商品の紹介
《人類が生きることを取り戻すために》
ひとが生きるということ、
それはこの世界の終わりなき流動のなかに身を置き、
世界を変えながら自らも変わり続けてゆくことだ。
芸術・哲学・建築などのジャンルと人類学の交わるところに、
未知の学問領域を切り拓いてきたインゴルド。
その探究を凝縮する主著、待望の邦訳!
【大澤真幸、磯野真穂、佐藤卓推薦、10月末刊行】
生きることと知ることは完全にひとつになる。
この本を読めばそれがわかる。──大澤真幸(社会学者)
あなたの生に出逢うため、世界という命に己を浸せ。
そして「共に」運動せよ。──磯野真穂(文化人類学者)
この本で人類学は、これからのデザインの視座になった。──佐藤卓(デザイナー)
私の探究を人類学ではなく、
芸術や哲学、建築といったジャンルなのではないかという人もいる。
だが私は人類学者である。
なぜならあらゆる注意を払い、
動くこと、知ること、記すことを通じて世界に向かって生きながら、
生きていることそのものを探求するのが人類学者だから──。
地面とはいかなる場か、
線を引くとはどういうことか、
板を挽くとき職人たちは何をしているのか、
大地・天空と応答すること、
散歩することと物語ること、
観察するとはどういうことか。
さまざまな問いから、人類学や哲学が取り逃してきた〈生きること〉の姿をみつけ、
〈生を肯定する人類学〉の可能性と価値を擁護する。
インゴルドの豊穣なるアイデアのすべてを込めた「Being Alive」、いよいよ刊行!
生きていること/単行本