この商品の詳細
- 出版社
- 京都大学学術出版会
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4814002535
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2020年01月01日
この商品の紹介
タイの近代政治は苦難の歴史であった。立憲革命以降,実にクーデターが13回,その都度憲法が破棄され新憲法が制定された。本来,立憲主義は民主主義の「質」を高めるために導入されるはずである。しかし新興国では,それが大衆による政治的要求を抑え込むために導入されている。大衆のパワーが既得権益層の危機感を煽り,「立憲主義」の名を借りて強化された司法が民主主義を脅かしているのである。立憲主義を謳って制定された憲法が民主主義を破壊する,現代政治のパラドックスを鋭く抉り出す。
タイ民主化と憲法改革/単行本
3,298
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