この商品の詳細
- 出版社
- 芙蓉書房出版
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4829509241
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2026年05月01日
この商品の紹介
半導体、AI、量子技術、サプライチェーン、サイバー空間――。現代の国際競争は、もはや市場だけの話ではない。本書は、中国の経済安全保障戦略と情報活動の実態を追い、その延長線上で日本が直面する危機を明らかにする。留学生、企業、情報機関、サイバー攻撃など、多様な手段で進む「見えにくい攻撃」を整理し、日本の生存戦略を問い直す一冊である。
【目次】
はじめに
第一章 静かに進む経済インテリジェンス戦争
― 国家を守る「経済の眼」とは ―
1 インテリジェンスの定義とプロセス
2 経済安全保障及び経済インテリジェンスとは何か
3 経済インテリジェンスへのシフト
4 経済安全保障と経済インテリジェンスの複合的関係性と効果
5 経済安全保障を支える日本のインテリジェンス・コミュニティ
第一章のまとめ
第二章 中国経済はなぜここまで加速できたのか
― 国家戦略としての経済・科学技術・軍事 ―
1 中国の三つの災厄とは
2 科学技術戦略の発展と逆境
3 中国の経済発展を主導した指導者たち
4 世界制覇を狙った習近平の戦略とは
5 中国が展開する世界制覇戦略「超限戦」
6 中国のジレンマ― 政治は共産主義、経済は資本主義 ―
第二章のまとめ
第三章 米中対立と日本の生き残り戦略
― グローバル経済と国家安全保障の狭間で ―
1 経済安全保障の背景
2 攻撃的経済安全保障と防御的経済安全保障
3 重要技術をめぐる米中の覇権争い
4 米中の半導体戦争
5 日本の経済安全保障
6 重要経済安保情報保護・活用法案(セキュリティ・クリアランス制度)について
第三章のまとめ
第四章 見えざる戦争――中国の経済スパイ活動
― 留学生、企業、AI…あらゆる手段で技術を奪う ―
1 経済インテリジェンスによるさまざまな技術窃取
2 中国の情報活動の特徴
3 技術窃取だけでは革新は生まれない
第四章のまとめ
第五章 中国の情報機関・巨大ネットワークの全貌
― 国家を挙げた情報収集とその手口 ―
1 中国情報機関の歴史と進化
2 国家安全部・公安部・共産党直轄機関の実態
3 情報機関と他の国家機関との密接な連携
第五章のまとめ
第六章 サイバー暗黒大陸
― 中国発ハッキングチェーンの全貌 ―
1 現実空間からサイバー空間の戦いへ
2 激化する中国のサイバーテロ
3 中国のサイバーテロの特徴
4 中国のサイバーテログループ三類型
5 中国の関与が疑われるサイバーテロ事件
6 能動的サイバー防御の問題点と対応策について
第六章のまとめ
第七章 覇権をかけた経済バトル
― 中国の野望と日本の未来戦略 ―
1 国際的な多重多層の安全保障と同盟強化
2 中国の攻撃的経済安全保障戦略(権威主義的ES)に対抗する戦略
3 経済インテリジェンスに対する対抗戦略
4 サイバーテロに対する対抗戦略
5 国民の意識の改革と民間企業との協力体制の強化
第七章のまとめ
あとがき
執筆を終えて
別表
参考資料
註
経済安全保障と「経済インテリジェンス」/単行本