この商品の詳細
- 出版社
- 音楽之友社
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 9784276101623
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2015年08月31日
この商品の紹介
フランスの学問的伝統に立ち、「調性音楽とは何か」を読者とともに見つめ直す思索の書。これから調性音楽の思索に入ろうとする者が、ぜひ知っておくべき基本的事項(音程と協和、長調と短調等々)が綿密に再検討され、そうした知識を踏まえ、ベートーヴェン、ショパン、シューマンの楽曲について、論理的・分析的探求がスリリングに展開される。読者は本書を通じて、感覚的理解と知的理解が橋渡しされる特権的な場所としての音楽、そしてそれを可能にする音楽の理論的・分析的考察の重要性を再認識するであろう。かのデカルトを生んだ国の著者ならではの、「数字付け」の規則の明晰な説明、反行短調から見た「ナポリの六」の斬新な解釈など、読みどころ満載。わたしたちにとって最もありふれた音楽でもある調性音楽を正面から取り上げた本として、音楽に関心のあるすべてのかたに自信をもってお勧めする。
理論・方法・分析から 調性音楽を読む本/単行本
1,750
円(税込)