この商品の詳細
- 出版社
- ヘウレーカ
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4909753205
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2025年01月01日
この商品の紹介
横浜市のソーシャルワーカーとして31年勤務したのち、50代で大学の教員となった著者。ワーカー時代、経験や勘を科学的ではないものとし、客観性、エビデンス、普遍性を重視するソーシャルワーク理論にもやもやとした思いを抱えながら過ごしてきた。教員になってからもその思いは消えず、実践を理論から解放したい、だが経験主義だけに陥りたくないという葛藤を抱え、それを理解し、導いてくれる知を求めて、哲学、思想、社会学などさまざまな文献を読み、共同研究にも加わり、本も書いてきた。そしてめぐりあったのが「アブダクション」と「未来志向の知」という考え方だった。この論理こそが、ソーシャルワークの経験を励ますものだと著者は確信を深め、さらに思索をつづけてまとめたのが本書。看護学、臨床心理学、医療人類学まで関心を広げながら、熟慮し洞察し、推論を重ねて実践するソーシャルワークの力と役割を示す。
ソーシャルワークとアブダクション/単行本
1,480
円(税込)