この商品の詳細
- 出版社
- 北大路書房
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4762831324
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2020年11月01日
この商品の紹介
ニューヨーク禅センターを設立した僧侶、コーシン師らが編んだ「死」と「看取り」についてのエッセイ集。マインドフルネスを含む東洋思想から、シシリー・ソンダースやエリザベス・キューブラー・ロス、ノーベル文学賞受賞者のデレク・ウォルコットまで、珠玉の論考26本と詩28本で構成。文学・文芸と医療が融合したビブリオセラピー。ホスピスや終末医療に関わるすべての人、必読の書。
■推薦の言葉
“素晴らしい! 死に向かう際の完全なる関与、思いやり、智恵の表裏を探求するための必須の宝を、よくぞ一冊にまとめたものだ”
――『マインドフルネスストレス低減法』の著者,ジョン・カバットジン
“他人を思いやる温かい気持ちを育てることで、自然と心は安らぎます。『人生の終わりに学ぶ観想の智恵:死の床で目覚めよという声を聞く』は、このような愛と思いやりの心の発達をサポートします”――ダライ・ラマ14世法王
■本書の主な目次
【詩】「無題」…固山一鞏
第1章 重い病いのケアを変革する……ダイアン・メイヤー
第2章 私と共に目を覚ましていなさい──聖クリストファー・ホスピスの設立……デイム・シシリー・ソンダース
【詩】「約束」,「門」,「三日間」,「最後のとき」,「生きている者がすること」……マリー・ハウ
第3章 マインドフルネスは片手間仕事ではない──認知症、花、そして注意……イッサン・ドーセイ
第4章 未完の仕事、自分が知っているということをどのように知るか……エリザベス・キューブラー・ロス
第5章 ダルマビジョンを創る……アニェン・リンポチェ
【詩】「幸運」,「薬」……トニー・ホーグランド
第6章 神の使者たちとの出会い……菩提比丘
第7章 癒しとなる出会い──お互いの「あいだ」に生じるスペースでの出会い……ジュディ・リーフ
【詩】「病院の歌」,「病院の創作ワークショップ」……ラファエル・カンポ
第8章 戒を拠り所とする──難しい判断を行い、結果を受け入れ、眠れなくならないようにする方法……クレイグ・D・ブリンダーマン
第9章 瞑想の練習──死ぬことの練習……ジョセフ・ゴールドスタイン
【詩】「体を洗う」……ニック・フリン
第10章 死のメタファーを見直す……ラム・ダス
第11章 影を認める……ロドニー・スミス
【詩】「無題」……柄井川柳
第12章 自分がすでに現成している菩薩になること(そしてそれを保つこと)……マイケル・カーニー&ラドリ・ワイニンガー
【詩】「診察」,「あとの体」,「無題」……ジェイソン・シンダー
第13章 ヒリヒリするところ……ノーマン・フィッシャー
【詩】「愛につぐ愛」……デレク・ウォルコット
第14章 ほどよい死……ジョシュア・ブライト
第15章 死にゆく人そして死者へのスピリチュアルケアに対するテーラワーダのアプローチ……ギル・フロンスダール
【詩】「ぼくに触れて」,「通過」,「層」……スタンリー・クニッツ
第16章 単なる医学的な事象以上のこと……カースティン・ディレオ
第17章 私たちの本当の家……アチャン・チャー
【詩】「わたしの死の記念日のために」,「離れること」……W・S・マーウィン
第18章 明日まで待つな──死と死にゆくことについての六つの瞑想……スティーヴン・レヴァイン&オンドレア・レヴァイン
【詩】「無題」……宮部寸七翁
第19章 思いやりのレッスン……ベッツィー・マグレガー
【詩】「お椀」,「鳥の翼」,「旅の宿」……ルーミー
第20章 第三の使い──死は不可避なり……ラリー・ローゼンバーグ
第21章 最後のキス……フェルナンド・コーガン・カワイ
第22章 波長を合わせる──慈悲の瞑想……フランク・オスタセスキ
【詩】「亀、白鳥」,「抱擁」 ……マーク・ドーティ
第23章 別れの静けさの中で……ロバート・コドー・キャンベル
第24章 患者が危機を脱するのを見る、四つのストーリー……レイチェル・ナオミ・リーメン
【詩】「優しさ」……ネオミ・シーハブ・ナイ
第25章 いのちとは何かを見出す……原田正道
第26章 元気な姿を想像する……アイラ・バイアック
人生の終わりに学ぶ観想の智恵/単行本