この商品の詳細
- 出版社
- ふらんす堂
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4781412603
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2020年03月01日
この商品の紹介
◆第一句集
家猫と夏の座敷にすれ違ふ
自在でのびやかな感性がみられ、俳句への親和が感じられます。
けっして俳句の枠を崩すことなく、きちんとめりはりをつけた句、これがいまの大北さんの句だろうと思われます。
(跋より・宇多喜代子)
◆自選十二句より
スカーフの馬の模様や巴里祭
ひとりごと一人遊びの外は雪
朝の雨胡瓜の花の黄が濡れる
この先は白き野となるすすきかな
朝霧の大き仏をかくしけり
家猫と夏の座敷にすれ違ふ
肩先にしだれ桜のふれにけり
一月や二上山に騒ぐ風
海鳴りをききつつ戻る寒さかな
枯蔓を引けば手元に海が来る
きらら/単行本
1,790
円(税込)