この商品の詳細
- 出版社
- ふらんす堂
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4781412412
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2019年11月01日
この商品の紹介
◆第二句集
風船の溜りをるなり空の涯
『空の涯』の句稿を開くと、作品の恰幅が格段に豊かになっていることに気付く。先に読んできたように應孝さんでなければ、なしえない句も多い。たしかな成長が読み取れるのだ。
(序・小澤實)
◆自選十句
新涼や無役の名刺刷り上る
十六夜や全島石油備蓄基地
風船の溜りをるなり空の涯
妻煎餅派われ羊羹派冬ごもり
配布資料三枚綴や団扇に代へ
豊の秋山河を汚したるわれら
種馬の魔羅消毒す刷子もて
焼夷弾降る満開の夜桜に
兄の名に命付けたり流燈会
屠殺吏の右手に電極梅雨の冷
空の涯(はて)/単行本
1,790
円(税込)