この商品の詳細
- 出版社
- スタイルノート
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4799801796
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2019年11月01日
この商品の紹介
ノート・グルーピングとは、言い替えれば「音符グルーピング」ということになる。すなわち、複数の音符を1つのまとまりとして捉えて、音楽表現を作っていくことだ。ノート・グルーピングを実践することで、より豊かな音楽表現が可能となる。本書は、フィラデルフィア管弦楽団で長年首席オーボエ奏者を務めるとともにカーティス音楽院でも教鞭を執ったマルセル・タビュトーが提唱した「音符グルーピング」を、その孫弟子にあたるデイビッド・マクギル氏が、その概念から実践まで体系的にまとめたもの。ワーグナーの《ワルキューレの騎行》やベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章、交響曲第7番第1楽章など、有名な作品を例に興味深い分析がなされている。また、「呼吸法」「運指」といった楽器演奏の基本や、「調律」「ヴィブラート」「修飾」「バロック・スタイル」など多岐にわたるテーマを取り上げている。音楽表現法の重要性の認識が近年急速に高まっており、この「音符グルーピング」=「ノート・グルーピング」も注目されている。本書は、その集大成とも言える。
ノート・グルーピング/単行本
2,690
円(税込)