この商品の詳細
- 出版社
- 書肆子午線
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4908568213
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2019年07月01日
この商品の紹介
ここに/つづけられない詩を、/セロテープと花でおさえて/夜でも朝でもなく、いま、立っていること
第一詩集『晴れる空よりもうつくしいもの』で鮮烈に登場した詩人・白鳥央堂、待望の第二詩集ついに刊行。
“夏生まれのぐじゃぐじゃ ともだちができた、暗闇のなかで、寝転がってしかできない話をした/網目越しの空に吸いついた星、その向こうに、別の夜を想う余地のある横顔にみとれた”(「双子音階」より)
白鳥さんの詩を読んでいると、どこに居てもあっさりとひとりになれる。
これは自分でも不思議な感覚で、一篇の詩の世界に入り込む、というのとも違っていて、詩が創ったり崩したりする世界を、別の場所から眺めている。
そこはひんやりとした場所、意識は冴え渡り、感情(感情になる前のものを含め)が増幅する。そこに行きたくて、繰り返し読んでしまう。
そして詩の断片・彩りを身体にまとい、少しだけ良くなって、日常へ戻っていく。(葉ね文庫 池上規公子)
想像星座群/単行本
1,480
円(税込)