この商品の詳細
- 出版社
- ふらんす堂
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4781411781
- サイズ
- 新書
- 発売年月日
- 2019年05月01日
この商品の紹介
◆シリーズ最新作
昭和二十年五月の空は澄んでゐた
昭和二十年の五月はどのような暮しをしていたか、それを思う時がある。
空襲で焼け出されて、焼トタンで掘立小屋をつくり、しゃがむような格好で、訳のわからぬ「代用食」(芋や大豆の炒ったもの)を食べていた筈だった。
工場等は空襲で焼けて零、空気はきれいだった。そんな環境でも希望はあった。
映画監督になりたかった。だから米の飯が一粒もなくても希望はあった。
◆あとがきより
その日に在った事や心境を綴った上での一句である。つかず離れずして、それとなくエッセイと俳句がなじんでいる。
「そして、今」、多少の気負いと大きな「俳句日記」への熱い思いにひたっている。
そして、今/新書
550
円(税込)