この商品の詳細
- 出版社
- ふらんす堂
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4781411682
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2019年04月01日
この商品の紹介
◆俳人・武藤紀子に迫る
こんなざっくばらんでいいのか……
武藤紀子は普通のおばさんである。
いや、そうではない。
断じてちがう、
おばさんの代表格のようでいながら、
おばさんではない。
おばさんと俳人・武藤紀子の間にある深淵。
それはこの一書を読めばわかる。
◆本文より
「そこに私がいるんだと思い込んでいた」
「さあどうだ、何かありそうだろう」
「飴山先生の十年だわって思った」
「言葉からも入れるんだ」
「長谷川櫂は」
「強さが弱い」
「方向性のないエネルギーがありますね」
「人間のほうがよっぽどおもしろい」
「魚目を離れたことは無いのよ」
「興味ないことを上手に詠んだってさあ」
「絶対あるよ、と思うのよ。この句には」
「ぜんぜん私が無い、ないないづくし」
「人智の及ばない自然、だけでは我慢できない」
「シュールなのがやりたい、今、今、今」
「癌ってなかなか俳句にならないよね」
「それが分かんないから、すごいのさ」
たてがみの掴み方/単行本
330
円(税込)