この商品の詳細
- 出版社
- 彩流社
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 9784779117824
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2012年05月31日
この商品の紹介
日清開戦時におけるイギリス東アジア政策の限界・矛盾・問題点とは―
1860年代から日清戦争に至るまでのイギリス東アジア政策とは
どのようなものだったのか。東アジアの伝統的地域秩序(朝貢、冊封)
と西欧的近代化推進の間で行われたイギリス外交の様相を追う。
「日清戦争が、朝鮮における宗主権を主張する中国と、近代西洋
国際秩序に則り朝鮮の独立を主張する日本との抗争にその主要な
原因を持ち、中国を頂点とする東アジア伝統的地域秩序に終止符
を打った画期的事件であることは言うまでもない。その際、十九世紀
東アジア、特に中国において西洋諸国中最大の権益を有した
イギリスがどのような宗主権理解をもとに対応し、また、その政策
が日清開戦に至る過程においてどのような作用を及ぼしたのか
について、東南アジアをも含む広義のイギリス東アジア政策全般
を通して考察していく」(「序論」)。
19世紀イギリス外交と東アジア/単行本
1,590
円(税込)