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本書は、初版の改題・改訂第1版(平成25年9月)以降の取引所規則の改正や会社法・金融商品取引法等の改正、その他制度改正を網羅するとともに、改正のもととなった背景を踏まえて平易な解説を心掛けています。上場会社は、その持続的な成長と中期的な企業価値の向上に資するため、コーポレート・ガバナンスは最近の諸制度の改正動向を踏まえると最重要課題です。企業業績の動向が、上場準備会社にとって上場を達成するうえでの一番の指標となりますが、株式上場は企業にとっての通過点に過ぎません。上場準備とは、持続的な成長と企業価値向上のための仕組みづくりにあります。本書は、株式上場の基礎知識として「取引所の規則」を解説するほか「業務管理制度」、「利益管理・予算統制」および「会計制度」などの内部管理制度から「上場後のリスクマネジメント」まで広く取り上げ解説しています。

目次 ：第1章 株式上場の基礎知識(上場市場の種類と特徴;新興企業向けの新たな市場 ほか);第2章 上場準備活動の実務(経営管理組織の整備;業務管理制度の整備 ほか);第3章 資本政策の実務(基礎編;応用編 ほか);第4章 業種別上場審査のポイント(上場審査とリスク情報;製造業の上場審査のポイント ほか);第5章 上場後のリスクマネジメント(敵対的買収リスクと安定株主対策;上場会社におけるコーポレート・ガバナンスの取組み ほか)

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