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田辺聖子は1928年生まれの日本の小説家。大阪府出身。樟蔭女子専門学校国文科卒業。
1956年に『虹』が大阪市民文芸賞受賞。これをきっかけに本格的な作家活動に入る。恋愛をテーマにした小説や、関西弁を用いた方言文学の制作に取り組んだ。1964年、著者が35歳の時の作品『感傷旅行』が、第50回芥川賞に選出され、人気作家の仲間入りを果たす。
次第に大衆小説へと方向し、リアルな恋愛小説や社会風刺的なエッセイなどを執筆する。2006年10月より、自身のエッセイなどを基に田辺が原案した、朝の連続テレビ小説『芋たこなんきん』が放送開始された。

【主な受賞作品】

• 『感傷旅行』

  1964年　第50回芥川賞

  『花衣ぬぐやまつわる・・・・・・』

  1987年　第26回女流文学賞

  『ひねくれ一茶』

  1993年　第27回　吉川英治文学賞

  『道頓堀の雨に別れて以来なり』

  1997年　第50回読売文学賞

  『姥ざかりの花の旅傘』

  2003年　第8回蓮如賞