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渡辺淳一は1933年生まれの日本の作家。北海道出身。札幌医科大学医学部卒業。医学博士。
医業と平行して、同人誌の執筆を続ける。1970年『光と影』で第63回直木賞を受賞。本格的に作家活動を開始。
初期においては医療をテーマとした社会派的な作品が多いが、恋愛論・身近雑記にいたるまで、幅広いテーマでエッセイも多く手がけている。代表作でもある『失楽園』は映画化・テレビドラマ化にもなった。

【主な受賞作品】

• 『死化粧』

  1965年　第12回新潮同人雑誌賞

  『光と影』

  1970年　第63回直木賞

  『遠き落日』

  1979年　第14回吉川英治文学賞

  『静寂の声－乃木希典夫妻の生涯』

  1983年　第48回文藝春秋読者賞

  『天上紅蓮』

  2011年　第72回文藝春秋読者賞

【主なメディア化作品】

• 『別れぬ理由』

  1987年　映画化

  『桜の樹の下で』

  1989年　映画化

  『遠き落日』

  1992年　映画化

  『失楽園』

  1997年　映画化

  『マリッジリング』

  2007年　映画化