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国の死に方 /新書書籍
作家:片山杜秀

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国の死に方

国の死に方 の詳細

出版社
: 新潮社
出版社シリーズ
: 新潮新書
ISBN
: 9784106105005
サイズ
: 新書
発売年月日
: 2012年12月13日

国の死に方 の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

そんなに国を死なせたいのか?歴史はやはり繰り返すのか?リーダー不在と官僚組織の弊害、出口の見えない不況、未曾有の震災と東北の苦境…鬱積する国民の不満を受けとめられない政治は、相次ぐ国難にも右往左往を繰り返すばかり。近年、この国の有り様は、あの戦争前後の混迷に驚くほど通底している。国家が自壊してゆくプロセスを精察し、暗雲漂う現代の「この国のかたち」を浮き彫りにする。

目次 :民族のトラウマ;権力は低きに流れる―猿の群れからファシズムまで;国家をわざと麻痺させる―ヒトラーの命がけの遊び;権力者の生まれえない構造―明治憲法という自爆装置;護憲思想栄えて国滅ぶ―勝手にがんばろう!日本;上意下達の徹底と崩壊―ロシア革命からソ連崩壊まで;「負け組」が怒り出す前に―国防のための保険数学;震災で、近代国家は一時的に死んだ―関東大震災と朝鮮人虐殺;いかなる非常時にも「社会公衆の安固」を―戦時特殊損害保険;舌先三寸と気分の衆愚選挙―普通選挙で国滅ぶ;衣食足りずして礼節を知らず―「土の怨念」が生んだテロ;東北が叩きのめされた―国内外で捻れる産業政策;政党が国民の信任を失う―世界大恐慌と農業恐慌;死に体政治に未曾有の国難が迫る―ゴジラが象徴した厄災;そんなに国を死なせたいのか―半身不随の「国体」

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