火の鳥－手塚治虫漫画全集－ ＜全16巻セット＞

火の鳥は、手塚治虫による漫画作品。1954年より「漫画少年」「少女クラブ」「COM」「マンガ少年」「野性時代」にて連載された。1978年より発売された手塚治虫漫画全集は全16巻。生命の根源、業など壮大なスケールをテーマに、火の鳥の生き血を巡る人々の残酷な運命を描いた作品。「〇〇編」から成り立ち、過去と未来を描いている。病気になった父は「血の星」が沈む前に治らなければ、しきたりにより村人に食べられてしまう。息子であるナギは、長老から万能薬になるという「火の鳥」の生き血が必要と教えられ、火の鳥に会いに行き血をもらう。しかし村に帰る頃には血の星は沈み、父は食べられてしまっていた。父が死んだことにより、火の鳥の生き血はナギと妹のナミが飲むことになった。手塚治虫の遺作の一つ。この作品に多くの漫画家が影響を受け、実写・アニメ映画化、舞台化、小説化など様々なメディアミックスがされた作品。1978年8月に実写映画化。1980年に『火の鳥2772』のタイトルでアニメ映画化。1986年に『火の鳥 鳳凰編』がアニメ映画化。2004年4月にテレビアニメ化。全14話。「マンガ少年」にて御厨さと美による漫画化作品が連載。『火の鳥・ヤマト編』『火の鳥・宇宙編』は1987年にOVA化。