アリーズ 【文庫版】 ＜全10巻セット＞

アリーズは、冬木るりかによる少女漫画。「月刊プリンセス」にて連載された。ギリシャ神話を題材に、作者独自の解釈を交えて描かれたファンタジー作品。大地の女神デメテルの娘・ベルセフォネーは、冥府の王ハデスに恋をする。ゼウスによりオリンポスに迎えられる予定だったベルセフォネーだが、母の了承を得て冥府――ハデスのもとへと嫁ぐ。しかし諦めの悪いゼウスの命により、ベルセフォネーはオリンポスに連れ去られ、救出に来たハデスをかばったベルセフォネーはヘラの凶刃に命を落とす。そして現代、聖和学園にハデスとベルセフォネーの生まれ変わりとなる生徒が存在していた……。続編として2006年より『アリーズ2～蘇る星座宮～』が「プリンセスGOLD」にて連載。全10巻。2012年からは『アリーズZERO～星の神話～』の連載が開始した。1990年に『アリーズ～神話の星座宮～』のタイトルでOVA化。