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終末と革命のロシア・ルネサンス /文庫書籍
作家:亀山郁夫

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終末と革命のロシア・ルネサンス の詳細

出版社
: 岩波書店
出版社シリーズ
:
ISBN
: 9784006021504
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2009年5月1日

終末と革命のロシア・ルネサンス の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

二〇世紀初頭のロシアで起きた一大文芸復興運動。そこには、世界のモダニズム芸術の原点ともいえるロシア象徴主義からロシア・アヴァンギャルドへいたる激烈な文化変容のプロセスがあった。本書では、この運動に参加した詩人マヤコフスキー、演出家メイエルホリド、画家マレーヴィチ、作曲家スクリャービン、映画監督エイゼンシテインら十二人の芸術家をとりあげ、ロシア文化の根源に息づく「終末」への待望と「革命」への熱狂の意味を掘り下げる。

目次 :序論 ロシア・ルネサンスとは何か?;1 終末のビジョン一八九〇~一九一〇(終わりを待ちながら―ベールイの青春;転落と再生―ブロークの『見世物小屋』;デーモンとしての自画像―ウルーベリの世界;火の浄化―スクリャービンの詩学);2 四次元の革命一九一〇~一九二〇(数とエクスタシー―フレーブニコフの時空間;外化するナルシシズム―マヤコフスキーの仮面;掴奪の技術―変貌するメイエルホリド;ゼロの国家―マレーヴィチのレーニン崇拝);3 革命のエピローグ一九二〇~一九三〇(孤児たちのユートピア―プラトーノフの革命;錯視のポリティクス―ロトチェンコの遠近法;切断と欲望のオペラ―ショスタコーヴィチのアイロニー;根源の亀裂―エイゼンシテイン『ベージン草原』の悲劇);第二の「誕生」―「現代文庫版あとがき」にかえて

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