拳児 【ワイド版】 ＜全11巻セット＞

拳児は、原作・松田隆智、作画・藤原芳秀による少年漫画。1988年より「週刊少年サンデー」にて連載、1992年に完結。1997年より発売されたワイド版は全11巻。中国武術を学ぶ主人公の成長と、武術の思想・哲学を描いた作品。剛拳児（ごう けんじ）は両親と3人で暮らす小学生。幼少の頃より田舎の祖父から八極拳を学んでいたが、ある日、中国の友人を訪ねるといって祖父・侠太郎はそのまま消息を絶ってしまう。時が経ち、高校生となった拳児だが、侠太郎の行方は依然として知れない。拳児は暴走族との諍いから不良高校に進学。そこでベトナム出身の華僑・トニー・譚との抗争事件から無期停学処分を受けてしまう。しかしこれに乗じて、拳児は侠太郎を探しに中国へと旅立つ。