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草にすわる /文庫書籍
作家:白石一文

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草にすわる (文庫) の詳細

出版社
: 光文社
出版社シリーズ
: 光文社文庫
ISBN
: 4334740715 (9784334740719)
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2006年6月1日

草にすわる (文庫) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

「生きていたってしょうがないよ」。大企業を辞めた洪治は、最低五年間は何もすまいと誓い、無為な日々を過ごしている。ある日彼は、一年近く付き合う彼女から昔の不幸な出来事を聞かされる。死ぬことに決めた二人は、睡眠薬を飲む。絶望。その果てに彼が見たのは…(表題作)。なぜ人間は生まれ、どこに行くのか。「覚醒の物語」二編と初期に別名義で発表した一編を収録。

目次 :草にすわる;砂の城;花束

草にすわる (文庫) の著者情報

白石一文

白石一文は1958年生まれの日本の小説家。福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
1992年、瀧口明のペンネームで投稿した『惑う朝』で第16回すばる文学賞佳作を受賞。1994年、再び滝口明の名で『第二の世界』を上梓。2000年、白石名義に変え投稿した『一瞬の光』で再デビュー。
父は直木賞受賞作家の白石一郎であり、2010年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞し、親子二代では初の授賞となった。双子の弟は小説家の白石文郎。
【主な受賞作品】

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