あしたのジョー ＜全12巻セット＞

あしたのジョーは、高森朝雄（梶原一騎）原作、ちばてつや作画による少年コミック。講談社の「週刊少年マガジン」に1968年から連載され、1973年に完結した。文庫版は2000年に発売され全12巻。東京下町、とあるドヤ街にある少年が現れた。彼は「矢吹丈」（ジョー）と名乗り、元ボクサー「丹下段平」を一方的に叩きのめす。その天才的な動きからボクシングセンスがあると見出した丹下は、ジョーを一流のボクシング選手に仕立て上げようと決意。一方ジョーは、犯罪に手を染め、少年院送りとなってしまう。そんなジョーに丹下は、ボクシング技術を書き綴った葉書を送り、それに従ってボクシングの練習に身を入れていくジョー。次第にジョーは、本格的なボクシングへの道を歩んでいくことになる。社会的反響が大きく、戦後最大のヒット作の一つと言われている。1970年にテレビアニメ化、1971年に舞台化、1980年にアニメ映画化、1970年、2011年に実写映画化されている。