この商品の詳細
- 出版社
- 彩流社
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4882028484
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2003年11月01日
この商品の紹介
《人や組織は判断を誤る。しかし、どう少なく誤るかが、大きな損害を被らないための秘訣》——それが本書の主題である。舞台は、第二次大戦前から戦中にかけての1935〜45年の10年間のパリ。政治・経済・社会、都市での生活……そしてパリに暮らす日本人の交流などを、ふたりの個性的な日本人の目を通して描いたドキュメントである。ひとりは、フランス政府招聘留学生の洋画家・関口俊吾。いまひとりは、フランス語習得のため私費留学生となった加藤菊枝。かつて日本は、欧州の情勢を見誤ったことによって、日米開戦から国の滅亡という破滅に向かうことになった。なぜそのとき判断を誤ったのか?!そこを冷静に捉え直すことは、これからの日本にとっては大きな意義がある。本書は、『読売新聞』海外衛星版に連載された「戦前、戦中のパリ」をもとに、全面的な修正を加えた書き下ろし。歴史的〈真相〉の頁が、今、開かれる。
戦争とパリ/単行本
220
円(税込)