秋色の帰り道でつかまえて （文庫）の通販ならネットオフ！

ちいさな田舎町の交差点。そこを、子どもの自分が歩いている。誰か、知らない男のひとに手をひかれて。空は、血のように、赤い夕焼け―。あたし、工藤由香。最近、なんとなく圭二郎さんの様子がおかしい。事情を訊くと、毎晩のように夢をみているというの。見も知らぬはずの町の夢を。圭二郎さんとふたり、その町を探すことになったあたし。でも、待っていたものは…。

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