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最後の徳川将軍・慶喜の足跡を、「場所」を中心にたどってみたのが本書である。百数十年前、慶喜がどこで何をしたのか。その場所はどのように変わっているのか。時の流れは変化を意味する。この変化を見つめてみよう。本書は、旅行ガイドとしても使えるように詳しく行程を描いている。

目次 ：第１章　水戸ですごした幼年期（一八三四～四七）；第２章　一橋家相続と開国動乱（一八四七～六二）；第３章　幕府再建の最後の切札（一八六二～六四）；第４章　将軍、幕府の幕を引く（一八六四～六七）；第５章　流血の大革命のなかで（一八六七～六八）；第６章　将軍が見た明治の東京（一八六八～一九一三）

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