ポケモンカード★VSシリーズは、2001年7月7日に発売されたneoに次ぐ3番目のポケモンカードゲームシリーズです。
表面は黄色の枠のデザインに変更し、裏面は現行カードでも使われているデザインに変わった最初のカードシリーズとなっており、日本国内でのみ販売されました。
『ポケットモンスター 金・銀・クリスタル』をモチーフとしたカード種類で、『ハヤトのピジョット』『ツクシのバタフリー』『アカネのピクシー』という風に、ジョウト地方のジムリーダーや四天王、ロケット団の所有ポケモンだけで構成されているのも大きな特徴です。カード番号も、ゲーム内で戦う順番に並んでいる初のナンバリング方式でした。
すべてのポケモンが「たねポケモン」となり、進化段階を無視してピジョットやゲンガーも最初から場に出せる大胆なルールカードになっており、当時のポケカの対戦時間の短縮を図る狙いがあったといわれています。
中でも特に、『カリンのブラッキー』が希少性が高く、ブラッキーの人気も相まってもえたく!では高価買取させていただいております。
ポケモンカード★webは、2001年10月20日に発売されたVSシリーズに次ぐ4番目のポケモンカードゲームシリーズです。
最大の特徴は、ポケモンセンターオンライン限定販売だったことで、これは後にも先にもこのポケモンカード★webだけです。
表面デザインはVSシリーズからの黄色の枠を踏襲していますが、左と下にバーコードのような線のデザインがあしらわれるようになりました。
48枚すべてのカードは、第1弾~ロケット団・プロモの人気カードに加え、ゲームボーイ版だけに存在した「ダークフシギソウ」「なみのりピカチュウ」などが新しいカードでデザインされ、全カードが再録・別イラストとなり、新規ポケモンはなしという非常に珍しいカードでもあります。
また、VSシリーズの「全ポケモンがたねポケモン」のルールは撤廃され、従来通りの1進化2進化といったルールに戻りました。
webシリーズは合計48枚しかカードがありませんが、販売がネット限定だったこともあり、ポケモンカードの中でももっとも流通量が少ない商品の1つす。当時も今でも、48種類コンプリートはとても難しく、コレクターには非常に人気のあるカードです。
ポケモンカード★eシリーズは、2001年12月1日に発売されたwebシリーズに次ぐ5番目のポケモンカードゲームシリーズです。
最大の特徴は、ゲームボーイアドバンスに接続できる「カードeリーダー」でポケモンカードを読ませることができるようになった点です。左端のサイドコード、下端のベースコードがあり、この2次元コード(eコード)を読み込ませるとGBA上で図鑑テキストなどが見れたり、ミニゲームやBGM、隠しワザなどの情報が収録されており、遊べるカードとして新しい価値が創出されました。
黄色枠のデザインは引き続き踏襲されていますが、eコードを読めるようにするため、VS、webと比較して、左と下の黄色の枠がより厚くなったのがデザインの特徴です。
シークレット扱いである「クリスタルタイプ」のポケモンが初めて収録され、今でも非常に高い人気があります。
また、トレーナーカードにサポーターという分類が生まれたのもこのシリーズからで、現行ルールに近づいたシリーズでもあります。
カードの種類は多いですが、市場流通量は少なく、いまでもコレクターには高い人気になっておます。