仏壇の買取で選びたいおすすめ業者6選【2025年最新】相場の目安や売却前のチェックポイントも紹介

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故人を偲び、大切にしてきた仏壇や仏具を「そろそろ片付けたい」「処分するにも迷っている」と感じていませんか?

実は、仏壇や仏具は買取に出せるケースもあり、業者によっては供養や運搬の対応までしてくれます。

ただし、買取価格は素材やサイズ、業者の査定基準によって大きく異なるため、どこに依頼するかが非常に重要です。

この記事では、仏壇・仏具のおすすめ買取業者をはじめ、仏壇の買取相場や「売れる仏壇・売れない仏壇」の違いについて、わかりやすく解説しています。

初めて売却を検討している方も、ぜひ参考にしてみてください。

記事の監修情報

本メディア(NETOFF買取ナビ)は、古物商許可(愛知県公安委員会 第542782100600 号)を取得し、累計546万人を超える会員の皆さまに選ばれてきた宅配買取のパイオニアであるネットオフ株式会社(東証グロース上場のリネットジャパングループ100%子会社・2000年設立)が監修しています。
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出典
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法令順守:古物商許可愛知県公安委員会 古物商許可番号 542782100600 を取得し、適正・安心な買取事業を展開。ネットオフ株式会社 会社概要
累計会員数 546 万人超2024 年 11 月時点で 会員数が 546 万人を突破し、国内最大級のネット中古書店を運営。2024年9月期 決算補足資料・事業計画及び成長可能性に関する事項
25 年以上の運営実績2000 年の創業以来、宅配買取モデルを先駆けて拡大し、リユース業界をけん引。リネットジャパングループ 会社概要
上場企業グループの信用力東証グロース上場 リネットジャパングループ (資本金 12.4 億円/従業員 1,000 名超) の 100%子会社として運営。リネットジャパングループ 会社概要
ギネス世界記録™認定2012 年、「1 年間で最も多く中古本をオンライン販売した点数(5,921,914 点)」で世界記録に認定。2012年2月17日 プレスリリース ネットオフ株式会社
七辺 綾(Nanabe Aya)

七辺 綾(Nanabe Aya)

編集・レビュー担当(買取)

七辺 綾のプロフィール

目次
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業者買取方法無料査定送料キャンセル返送料問い合わせ方法宅配キット出張対応エリア査定期間入金までの期間おすすめポイント
総合買取 華丸出張WEB/電話/LINE東京・埼玉・神奈川・千葉・茨城、大阪・京都・兵庫・奈良・三重・和歌山訪問当日に査定・金額提示原則その場で現金払い出張費・査定料・キャンセル料はすべて無料で、最短即日その場で現金化が可能。
高く売れるドットコム出張/宅配/店頭
※要確認
WEB/電話沖縄を除く全国1日以内2日以内仏壇や仏具を自宅から出さずに売れる出張買取に対応。
バイセル出張/宅配/店頭
※要確認
WEB/電話全国店頭・出張:1日以内/宅配:7日以内1日以内査定経験が豊富なプロが対応し、金属製の仏具や骨董品の高額査定に強みあり。
福ちゃん出張/宅配/店頭
※要確認
WEB/電話/LINE全国店頭・出張:1日以内/宅配:5日以内5営業日以内累計買取実績800万点以上、金やプラチナなど貴金属を使った仏具に強く、美術的価値も含めて丁寧に査定。
おいくら出張/宅配/店頭利用業者による利用業者による利用業者によるWEB利用業者による利用業者による利用業者による利用業者による一括査定で複数業者の価格を比較できる便利なサービス。
金仏壇買取本舗宅配/店頭
(仏壇サイズによって異なる)
WEB/電話記載なし記載なし金仏壇に特化した専門業者で、供養・証明書発行まで対応可能。

総合買取 華丸

総合買取 華丸の基本情報
業者名総合買取 華丸
買取方法出張
無料対応の範囲出張費/査定
問い合わせ方法WEB/電話/LINE
運営会社株式会社 2nd Village

は、仏壇・仏具の買取に対応しており、経験豊富な査定士が丁寧に査定します。

関東・関西を中心に最短即日で訪問可能な出張買取に対応し、出張費・査定料はすべて無料です。

査定金額に納得できない場合のキャンセル料もかかりません。成約時はその場で現金支払いに対応しているため、大型で持ち出しが難しい仏壇でも安心して依頼できます。

電話または24時間受付のWebフォームから簡単に申し込みできるので、仏壇と仏具をまとめて売りたい方や、遺品整理とあわせて依頼したい方は、まずは見積もりから相談してみてください。

\買取金額の増額キャンペーン中/

高く売れるドットコム

出典:

高く売れるドットコムの基本情報
業者名高く売れるドットコム
買取方法出張/宅配/店頭
無料対応の範囲査定/送料/キャンセル返送料
問い合わせ方法WEB/電話
運営会社株式会社マーケットエンタープライズ

は東証プライム上場企業の「マーケットエンタープライズ」が運営する買取業者です。

買取業界でもトップクラスの規模を誇り、仏壇や仏具だけでなく、骨董品・家具・ブランド品などさまざまな品の査定実績があります。

買取方法は出張買取に対応しており、出張費や査定料もすべて無料です。

仏壇は大きくて重いため、持ち込みや宅配での対応は難しいものですが、自宅まで来て査定してもらえるなら安心して依頼しやすいでしょう。

さらに、査定後のキャンセルもOKなので「まずは見積もりだけ」という利用も可能です。

仏壇と仏具をまとめて売りたい方や、遺品整理とあわせて依頼したい方はまずは問い合わせてみましょう。

\全国どこでも無料で対応/

バイセル

出典:

バイセルの基本情報
業者名バイセル
買取方法出張/宅配/店頭
無料対応の範囲査定/送料
問い合わせ方法WEB/電話
運営会社株式会社BuySell Technologies

は、経験豊富な査定士が仏壇や仏具を丁寧に査定してくれる大手買取業者です。

金属製の仏具や、美術品・骨董品として価値のある品に強みがあり、素材や工芸性をふまえた高額査定が期待できます。

とくに金や銀を使った仏具は、相場と重量をもとに正確に査定してもらえるのが魅力です。

累計買取実績はなんと4,300万点以上。幅広い品物を扱ってきた実績があるからこそ、仏壇や仏具の査定にも安心して任せられます。

店頭・宅配・出張に対応しており、すべての買取方法で査定料・出張料・キャンセル料が無料です。

さらに、成約後8日以内なら返品も可能という柔軟な対応もうれしいポイント。

仏壇以外に骨董品や古い品物をまとめて整理したい人にもおすすめです。

福ちゃん

出典:

福ちゃんの基本情報
業者名福ちゃん
買取方法出張/宅配/店頭
無料対応の範囲査定/送料
問い合わせ方法WEB/電話/LINE
運営会社株式会社REGATE

金やプラチナなど、貴金属を使った仏具の売却を考えている方におすすめなのが「」です。

素材の重さや相場に基づく査定だけでなく、アンティーク香炉など一点ものの美術的価値までしっかり評価してくれるため、思わぬ高額査定につながることもあります。

また、福ちゃんは累計800万点以上の買取実績を誇る総合買取サービスで、遺品整理にも対応しているのが大きな特長。

遺品整理士認定協会から優良事業所として認定されており、「仏壇や仏具の整理をどこに頼んだらいいか分からない」と悩む人にも心強い存在です。

買取額を遺品整理費用に充てることもできるため、費用を抑えながら丁寧に片づけを進めたい方にとって、非常に便利な選択肢といえるでしょう。

気になる仏具があれば、まずは無料査定で価値を確認してみてください。

おいくら

出典:

おいくらの基本情報
業者名おいくら
買取方法出張/宅配/店頭
無料対応の範囲利用業者による
問い合わせ方法WEB
運営会社株式会社マーケットエンタープライズ

一度の申し込みでまとめて査定依頼ができる一括査定サービスです。

住んでいる地域に対応して業者探しの手間なく買取価格を比較できます。

加盟している買取業者は、すべて独自の審査を通過した優良企業なので安心して利用できるでしょう。

仏壇は対応できる業者が限られていますが、「おいくら」ならWEB上で対応業者が簡単に検索が可能。

他社で断られた品でも買い取ってくれる業者が見つかることもあります。

また、申し込みに電話番号の記入が不要なため、営業電話が来ないのも嬉しいポイントです。

「まずは相場を知りたい」という方も、気軽に使えるサービスです。

金仏壇買取本舗

出典:金仏壇買取本舗

金仏壇買取本舗の基本情報
業者名金仏壇買取本舗
買取方法宅配
無料対応の範囲査定
問い合わせ方法WEB/電話
運営会社有限会社西正工業

金仏壇買取本舗は、金仏壇の買取を専門とする業者です。

買取方法は宅配買取がメインで、ヤマト運輸の対応エリアであれば全国どこからでも依頼可能

直接持ち込みにも対応しており、その場合は高価買取につながることもあります。

金仏壇に特化しているため、素材の価値や装飾の細かい部分までしっかり見てもらえるのが強みです。

素材の良い仏壇なら、思わぬ高値がつくこともあるかもしれません。

さらに専用の供養堂での供養にも対応しており、希望すれば供養証明書の発行もしてもらえるため、心の整理をつけたうえで手放すことができるでしょう。

なお仏壇はサイズが大きく重量もあるため、宅配での運送には送料がかかる場合があります。

それでも仏壇の扱いに慣れている業者に任せたい方、供養も含めて一括でお願いしたい方におすすめのサービスです。

仏壇の買取相場はどれくらい?

仏壇の買取価格は、購入時に数十万〜百万円以上したものであっても、現在では数千円〜一万円程度にとどまるのが一般的です。

なかでも金仏壇は、新品時には数十万〜百万円を超えることもある高級品ですが、中古市場では買い手が限られており、素材としての評価にとどまることがほとんどです。

買取相場はおおむね3,000〜10,000円程度で、かつては高値で売れた例もあるものの、現在は需要の低下により価格が伸びにくい状況です。

仏壇以外も売れる?仏具の買取相場

仏具も買取対象として査定されるケースもあります。

以下は、買取対象になりやすい代表的な仏具です。

素材や年代、保存状態によっては、仏具だけでも高く評価されることがあります。

「古いから無理かも」と思わずに、一度確認してみるのがおすすめです。

仏像

仏像の買取相場は、素材や状態、作家性などによって大きく差が出るジャンルです。

なかには高額査定がつく例もありますが、保存状態や形式によっては買取価格がつかないケースもあります。

一般的な相場の目安はおよそ万円前後とされていますが、これはあくまで目安であり、品物の内容によって上下する可能性があります。

仏像の評価ポイント
  • 素材(木彫・銅・真鍮・金属など)
  • 仏師の銘があるかどうか
  • 彫りの細かさや美術的な完成度
  • 経年による劣化の程度(ヒビ・欠け・色あせなど)

銘入りや大型の仏像、また宗派によって意味のある形式のものは、より高く評価される可能性があります。

価格がつくかどうかを知るには、まずは無料査定を活用してみましょう。

掛け軸

一般的な掛け軸は、数千円〜数万円程度での取引が多いとされています。

ただし、高名な作家による作品や、希少価値の高い掛け軸の場合は、数十万円〜数百万円で取引されるケースもあります。

以下は、おもなジャンルごとの参考相場です。

ジャンル相場の目安
山水画4,000円~30万円
花鳥画15,000円~25万円
水墨画50,000円~20万円

とくに仏画や墨跡など宗教的な意味を持つものや、有名な僧侶・画家による作品は骨董品として高く評価されることもあるでしょう。

掛け軸の評価ポイント
  • 作者や画家の銘があるかどうか
  • 表装や本紙の保存状態(シミ・破れの有無など)
  • 作品としての美術的価値や年代
  • 宗教的な意味・寺院由来などの背景があるものか

価値がわからない場合でも、状態がよければ査定対象になることがあるので、まずは確認してみるとよいでしょう。

香炉

香炉は、仏具の中でも素材やデザインによって価値が大きく変わるアイテムです。

とくに真鍮や銅、銀製のもの、また年代物の香炉には骨董品としての価値がつくこともあります。

彫刻や装飾が丁寧に施されているものほど、高額査定につながりやすいです。

香炉の評価ポイント
  • 素材(銅・真鍮・銀・陶器など)
  • 装飾や彫りの細工の美しさ
  • 時代物・骨董品としての希少性
  • 傷や変色など保存状態の良さ

相場の目安は500円〜100,000円以上です。とくに有名窯の陶製香炉や、時代を感じさせる重厚な金属製の香炉は高く評価される傾向があります。

花立

花立は、仏壇や仏具まわりに添えられることの多い定番の仏具です。

素材や状態によって評価が大きく分かれ、意外にも価値がつくケースもあります。

アルミニウム・ステンレス・真鍮製の一般的な花立の買取相場は500円〜2万円程度

一般的には買取価格は高くなりにくいですが、銅製や唐銅製(からかね)など素材によっては評価されるケースもあります。

さらに、純金や純銀でできたものは数十万円にもなることがあります。

花立の評価ポイント
  • 素材(銅・真鍮・唐銅など)
  • ペアでそろっているかどうか
  • 錆びや変色の有無(保存状態)
  • 加工や模様の美しさ・工芸的価値

見た目がシンプルなものでも、素材や保存状態によっては価値が見直されることもあるため、まとめて査定に出してみるのもおすすめです。

リン

リンは、お参りの際に音を鳴らす仏具で、素材や響きの良さによって価値が変わるアイテムです。

一般的なものでも査定対象になることがあり、真鍮・銅・青銅など重みのある金属製のリンは評価されやすい傾向にあります。

サイズや音の響き、付属の座布団(リン台)や撥(ばち)の有無もポイントになります。

リンの評価ポイント
  • 素材(真鍮・青銅・銅など)
  • 音の響きや厚み(実物査定で重視される)
  • 保存状態(変色・サビ・へこみの有無)
  • リン台や撥などの付属品がそろっているか

真鍮・青銅・銅製製のリンの相場の目安は1,000円〜10,000円程度です。素材に加えて音色やセットの有無で印象が変わるため、状態の良いものは査定に出す価値があります。

数珠

数珠は日常的に使う仏具のひとつですが、使われている素材によっては高額査定が期待できるアイテムです。

とくに、本翡翠・珊瑚・紫水晶・黒檀などの天然素材や、珍しい玉を使ったものは希少価値があります。

ブランド数珠や作家ものの数珠などは、箱やタグが残っていれば評価が上がることもあります。

数珠の評価ポイント
  • 使用されている素材(翡翠・珊瑚・水晶・天然石など)
  • 玉の大きさや色の揃い方、デザイン性
  • 付属品(桐箱・証明書・タグなど)の有無
  • 切れ・汚れ・変色などの状態

一般的な数珠は数百円〜数千円が相場ですが、天然石製や京念珠などの高級品・ブランド品であれば、一万円以上の買取価格がつくこともあります。

数珠単体でも価値がある場合があるので、仏壇整理の際は一緒に査定に出してみるのがおすすめです。

仏壇は買い取ってもらえる?売れる仏壇と売れない仏壇の違い

仏壇はすべてが買い取ってもらえるとは限りません。

状態や種類によって、値段がつかないケースもあります。

まずは、どんな仏壇が「売れにくい」のか、「売れやすい」のかを知っておくことが大切です。

売れる仏壇と売れない仏壇の違い

売れにくい仏壇の特徴

まずは、買取対象になりにくい仏壇の例を見てみましょう。

買取対象になりにくい仏壇
  • 傷や汚れが目立つもの
  • パーツが欠けている、破損しているもの
  • サイズが大きすぎる、搬出が困難な仏壇
  • 家具調や合板製などの量産タイプ
  • 宗派や地域性が強く、需要が限定されるもの

こうした仏壇は、中古市場でのニーズが少なく、買取が難しい傾向にあります。

また、「供養がされていない仏壇」も、業者によっては取り扱いできない場合があるため注意が必要です。

高く売れる仏壇の特徴

仏壇にも「価値がつきやすい条件」があり、素材や装飾、保存状態によっては、高額査定につながることもあります。

とくに高級素材を使っている仏壇や工芸性・美術的価値がある仏壇は、専門業者のあいだでも高く評価されやすいです。

高級素材を使っている仏壇は評価されやすい

以下のような素材・加工がされている仏壇は、買取市場でも高く評価される傾向があります。

高く売れやすい素材や加工
  • 黒檀(こくたん)・紫檀(したん)などの高級木材を使用
  • 天然木・無垢材で作られている
  • 漆塗りや金箔仕上げが施されている
  • 加工が丁寧で、美しい木目や艶がある

黒檀は黒くてずっしりと重く、紫檀は深い赤紫色で美しい木目が特徴とされています。

どちらも加工がむずかしく希少性が高いため、仏壇に使われているとそれだけで価値があると判断されやすいです。

素材の良し悪しは見た目だけでなく耐久性にも影響するため、上質な素材を使った仏壇は年数が経っていても価値が下がりにくい傾向があります。

工芸性・美術的価値がある仏壇は高額査定も

装飾や職人技がほどこされている仏壇は、美術品としての価値もふくまれるため、高額査定が期待できます。

工芸製・美術的価値がある仏壇の例
  • 手彫りの彫刻が施されている
  • 蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)など伝統技法が使われている
  • 寺院向けの格式あるデザイン
  • 老舗仏壇メーカーや職人名入りの作品

こうした仏壇は、見た目の華やかさだけでなく「一点物」としての価値を持つ場合もあります。

とくに装飾にこだわった仏壇は、装飾品としての人気があり、コレクターや寺院などからの需要もあるのが特徴です。

製造年数が古くても、技術の高さや芸術性によって「アンティーク仏壇」として高く評価されることもあります。

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仏壇を処分するには?代表的な5つの方法

仏壇をどう処分すればいいか迷っている方のために、代表的な5つの方法を紹介します。

それぞれの方法にメリット・デメリットがあるため、自分の状況にあった方法を選びましょう。

お寺に引き取ってもらう

もっとも丁寧な処分方法が「お寺への引き取り」です。

仏壇を手放す前に、閉眼供養(魂抜き)を行い、感謝の気持ちでお別れをします。

メリットデメリット
供養をきちんと行える
精神的な安心感がある
宗派に合った対応ができる
お布施が必要(1~3万円ほど)
処分対応は別の場合がある
事前に連絡が必要

お寺によっては供養だけで処分に対応していない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

心の整理をしたい人、供養を重視したい人にとって、に向いている方法です。

仏壇仏具店で下取り・処分してもらう

仏壇を買い替える予定があるなら、仏具店での下取り・処分が便利です。

新しい仏壇を購入する際に、古い仏壇を引き取ってもらえることがあります。

メリットデメリット
買い替え処分が一度にできる
搬出なども任せられる
処分だけでは対応していないことが多い
新しい仏壇の購入が前提にな

多くの店舗では「新しい仏壇の購入が条件」となっており、処分のみの依頼には応じていないケースがほとんどです。

そのため、買い替えを検討している人には利用しやすい方法ですが、処分だけを希望する場合には適していないかもしれません。

事前に「下取りだけでも対応しているか」「処分費用がかかるか」などを確認しておくと安心です。

遺品整理業者・不用品回収業者に回収してもらう

仏壇以外にも家財の整理をしたいときは、遺品整理業者や不用品回収業者にまとめて依頼する方法があります。

メリットデメリット
搬出・運搬もすべてお任せできる
ほかの不用品もまとめて依頼できる
即日対応してくれる場合もある
回収費用がかかる(数千円~)
供養対応は別料金か非対応の業者もある
仏壇の扱いが丁寧でないケースもある

搬出や運搬もすべて任せられるため、手間をかけたくない人には便利な方法です。

ただし、供養に対応していない業者もあるため、希望する場合はオプション対応の有無を事前に確認しておきましょう。

粗大ゴミとして処分する

仏壇を粗大ゴミとして自治体に出す方法もあります。

対応の可否や手続き方法は自治体によって異なるため、事前確認が必要です。

費用を抑えて処分したい人に向いています。

メリットデメリット
処分費用が安い(数百円~)
手続きがシンプルで簡単
最短で日程を組めることもある
自治体によっては引き取り不可
搬出を自分で行う必要がある
閉眼供養は自分で手配する必要がある

粗大ゴミとして出すのは、抵抗を感じるという人も少なくありません。

とはいえ、お寺で閉眼供養を済ませていれば、粗大ゴミとして処分しても差し支えないとされています。

自分の気持ちにしっかりと向き合い、納得できる方法を選ぶことが大切です。

買取業者に買い取ってもらう

仏壇が良い状態で保たれているなら、処分ではなく「買取」という選択もあります。

高級素材や装飾がしっかりした仏壇なら、思わぬ高額査定がつくことも。

不要な仏具もまとめて引き取ってくれる業者もあり、コストをかけずに手放したい人におすすめです。

メリットデメリット
処分費用がかからない
お金になる
出張・宅配で対応してもらえる
仏具などもまとめて売却できる
供養は別途対応が必要なこともある
傷や汚れが多いと断られることがある
査定額がつかない場合もある

多くの業者は、無料査定や出張買取に対応しているため、自宅にいながら仏壇を手放すことができます。

ただし、買取に出す場合も、事前に閉眼供養を済ませておくのが一般的です。

「できれば捨てたくない」「費用をかけずに整理したい」と考えているなら、まずは買取業者に相談してみるとよいでしょう。

もう一度「おすすめの仏壇買取業者6選」を見る

仏壇を手放すときの注意点

仏壇を処分する前には、以下の2点に気をつけましょう。

順番に解説していきます。

仏壇は家族や先祖にまつわる大切なものであり、処分や売却を考えるときは、相続人全員の同意をとっておくことが基本です。

トラブルを避けるためにも、事前に話し合いをしておくと安心できます。

具体的には、次のようなケースでは注意が必要です。

トラブルになりやすいケース
  • 実家にある仏壇を、別の家族が独断で処分しようとしている
  • 遺品整理を任された人が、ほかの親族に確認を取っていない
  • 遺産分割の話し合いが済んでいない段階で処分しようとしている

このような場面では、「勝手に処分された」と思われてしまうこともあります。

親族間の関係を守るためにも、早めに共有・相談してから進めるようにしましょう。

閉眼供養を行ってから処分する

仏壇を手放す前には、閉眼供養(へいがんくよう)を済ませておくのが一般的と言われています。

閉眼供養とは、仏壇に宿る魂を抜き、感謝とともにお別れするための儀式のことです。

気持ちに区切りをつけるために、多くの人が取り入れています。

ただし、法律で決まっているわけではないため、行わずに処分しても問題はありません。

とはいえ「仏壇には魂が宿る」と感じる人も多く、供養をしないまま捨てると「きちんとお別れすればよかった」と後悔することもあるでしょう。

気持ちよく手放すためにも、閉眼供養をしてから処分するのがおすすめです。

仏壇を手放す流れ|供養から買取・搬出までの手順

仏壇を手放すときは、いきなり処分するのではなく、いくつかのステップを踏むのが一般的です。

スムーズに進めるために、全体の流れを事前に把握しておきましょう。

閉眼供養をする

仏壇を手放す前に、まず閉眼供養(へいがんくよう)を行います。

お寺に依頼するのが一般的で、日程調整や出張対応の有無など、事前にお寺へ確認しておくと安心です。

お布施の相場は1万〜3万円程度とされています。

供養を終えたあとは、仏壇は「ただの物」になるため、買取や処分もしやすくなるでしょう。

買取か処分かを検討する

閉眼供養が済んだら、仏壇を「売る」か「処分する」かを決めます。

素材や状態が良い仏壇なら、買取業者に引き取ってもらえる可能性があります。

できるだけ費用をかけずに手放したい場合は、まず無料査定を受けてみるのもひとつの方法です。

いっぽうで、傷みが激しいものや量産型の仏壇は、買取がむずかしいケースもあります。

「売れるかどうか分からない」という場合でも、処分する前に一度確認してみるのがおすすめです。

素材や装飾に価値があれば、予想以上の価格がつくこともあるかもしれません。

仏具(仏像・リン・香炉など)の整理

仏具は仏壇と別に扱われることが多いため、事前に分けて整理しておきましょう。

おもな仏具は以下のとおりです。

  • 仏像
  • 掛け軸
  • 香炉
  • 花立
  • リン
  • 数珠

状態が良ければ、仏具単体でも買取できる場合があります。

とくに仏像や掛け軸などは、美術的価値や素材によって評価されることもあるでしょう。

処分・売却のどちらにしても、まとめて対応できる業者を選ぶと手間がかかりません。

仏壇の搬出・引き渡し

処分や買取が決まったら、仏壇の搬出作業に進みます。

大型で重い仏壇は、自分で運ぶのがむずかしいため、出張対応のある業者を選ぶのが安心です。

業者によっては、搬出から引き渡しまでスタッフがすべて対応してくれるところもあります。

壁や床を傷つけないように養生してくれる場合もあるため、不安な場合は事前に相談しておきましょう。

無理に自分で運ぼうとせず、安全・確実に引き渡せる方法を選ぶことが大切です。

まとめ

仏壇や仏具の買取価格は、種類・素材・状態・市場のニーズによって大きく変わります。

そのため、「供養も含めて丁寧に対応してほしい」「大型の仏壇を自宅まで引き取りに来てほしい」など、自分の目的や状況に合った買取業者を選ぶことが重要です。

各業者には得意分野やサービスの特徴があるため、比較しながら選んでいきましょう。

中でもおすすめなのが「」です。

大型の仏壇も無料で出張査定してもらえるので、自分で搬出する手間がかかりません。

査定料・出張料・キャンセル料はすべて無料なので、初めての方でも安心して依頼できます。

大切に守ってきた仏壇や仏具だからこそ、納得できる形で手放していきましょう。

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