参考書の買取業者おすすめ8社を比較！選び方や高く売るコツも紹介【2025年12月】

受験や資格試験が終わったタイミングで、不要になった参考書の売却を検討している方も多いでしょう。
一般的な書籍と異なり、参考書は取り扱いに専門知識が必要になるため、買取業者を慎重に選ぶ必要があります。

参考書の査定基準や買取方法は、業者によって異なります。
買取額はもちろん、送料・対応エリア・利用のしやすさなどもあわせて検討し、自分に合う業者を見つけることが重要です。

本記事では、参考書の売却先で悩んでいる方に向けて、おすすめの買取業者8選を比較形式で紹介します。
売れやすい参考書の種類、少しでも高く売るコツ、業者の選び方などの情報も併せて解説するので、ぜひご参考ください。

参考書の買取業者おすすめ8選！高く売るならどこがいい？

まずは、おすすめの参考書買取業者8選を紹介します。
各業者の買取システムや強み、おすすめするポイントをまとめたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

買取業者名	買取方法	取り扱いジャンル	書き込み本の買取	事前査定	手数料・キャンセル返送料ほか
学参プラザ	宅配買取	参考書 問題集 予備校テキスト など	多少なら可	なし	10冊以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
専門書アカデミー	宅配買取	専門書 医学書 大学の教科書など	多少なら可	なし	5冊以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
買取王子	宅配買取	参考書 専門書 ほか書籍全般	多少なら可	なし	送料無料 返送料無料 振込手数料無料
ブックサプライ	宅配買取	参考書 専門書 ほか書籍全般	不可	あり	買取合計金額が2,000円以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
バリューブックス	宅配買取	参考書 専門書 ほか書籍全般	状態による	あり	送料1箱500円 返送料は無料 振込手数料は無料
教材高く売れるドットコム	宅配買取 出張買取 店頭買取	資格・試験対策教材	状態による	あり	送料無料 返送料無料 振込手数料無料
ブックオフ	宅配買取 出張買取 店頭買取	参考書 専門書 ほか書籍全般	不可	あり	送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
テキスタ	宅配買取	参考書 問題集 予備校テキストなど	多少なら可	あり	査定額2,000円以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料

学参プラザ

出典：学参プラザ

学参プラザは、受験や学習関係の書籍に特化した宅配買取サービスです。
創業16年、これまで45万件以上の取引と4000万冊以上の買取実績があり、参考書の買取業界では最大手といえます。

大学受験の参考書や問題集はもちろん、予備校テキスト、模試や入試の過去問なども査定が可能です。
一部の高校は、教科書・ノート・プリントなども査定対象で、幅広い買取ジャンルで買取を行っています。

また、学参プラザは買取保証が充実している点も特徴です。
発行から1年以内の参考書や問題集は、定価の15～30％以上での買取を保証しています。
大学受験の参考書は2,000点以上、中学・高校受験の参考書は3,500点以上が買取保証の対象です。

キャンペーンも豊富で、期間限定の買取価格25％アップやLINE友達追加で5％アップなどを随時開催しています。
段ボールの送付希望無しで10％、査定結果の自動承認で5％買取額がアップするボーナスもあるため、上手く活用すれば最大70％の買取ボーナスが適用されます。

買取保証やキャンペーンの充実度を重視して選びたい人には、学参プラザがおすすめです。

買取業者名	学参プラザ
買取方法	宅配買取
取り扱いジャンル	参考書・問題集・予備校テキスト・辞書など
事前査定	なし
買取対応エリア	全国
手数料・キャンセル返送料ほか	10冊以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
キャンペーン	期間限定の買取価格25％アップ LINE友達追加で5％アップ 段ボールの送付希望無しで10％ など多数
公式サイト	https://www.booksdream.com/

学参プラザの口コミ

（出典：学参プラザ）

専門書アカデミー

出典：専門書アカデミー

専門書アカデミーは、専門書の買取を行う宅配買取サービスです。
おもな買取対象は専門性の高い書籍や大学の教科書などで、対象ジャンルの洋書や古い本にも対応しています。

古本鑑定アドバイザー資格を持ち、相場に精通した専門スタッフが、専門書籍の価値を見逃さずに査定してくれるのが特徴です。
実店舗を持たず、ネットでの買取・販売に特化してコストを削減することで、高価買取を実現しています。

買取保証の対象書籍が20万点以上あり、公式サイトにて一覧が公開されています。
さらに、初版から3ヶ月以内の書籍は定価の40%以上、半年以内では30％以上で買い取ってもらえるため、新しい本を売りたい人におすすめです。

買取アップキャンペーンを随時開催しており、amazonギフト券やPayPayなどの入金で買取金額が3～5％アップするなど、高額での売却を狙いやすいのもメリットです。

買取業者名	専門書アカデミー
買取方法	宅配買取
取り扱いジャンル	専門書・医学書・大学の教科書など
事前査定	なし
買取対応エリア	全国
書き込みがある本の買取	多少の書き込みなら可
手数料・キャンセル返送料ほか	5冊以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
キャンペーン	期間限定の買取価格25％アップ LINE友達追加で5％アップ 段ボールの送付希望無しで10％　など多数
公式サイト	https://www.academybook.net/

専門書アカデミーの口コミ

（出典：専門書アカデミー）

買取王子

出典：買取王子

買取王子は、参考書を含む書籍全般、ゲーム、CDなどを幅広く買い取ってもらえる宅配買取サービスです。
60種類のジャンルを取り扱っており、家電やブランド品なども査定対象に入ります。

売りたいものをまとめて箱に詰めて送るだけで、査定から入金まで完了できるため、本と一緒に不要なものを売りたい方にうってつけです。
査定金額が100円以上の商品を対象とし、買取点数が増えるほどボーナスが付くお得なキャンペーンも実施しています。

入金方法は銀行振込のほか、Amazonギフトカードや選べるe-GIFTも選択可能です。
買取金額を独自のポイントシステムで受け取ることもでき、使わないポイントは毎月1％ずつ最大6か月間アップします。

1点からでも送れて、送料や返送料などすべて無料なことから、気軽に利用しやすいサービスといえます。

買取業者名	買取王子
買取方法	宅配買取
取り扱いジャンル	参考書・専門書ほか書籍全般
事前査定	なし
買取対応エリア	全国
書き込みがある本の買取	多少の書き込みなら可
手数料・キャンセル返送料ほか	送料・返送料・振込手数料は全て無料
キャンペーン	まとめ売りで最大60,000円アップ
公式サイト	https://www.takakuureru.com/

買取王子の口コミ

（出典：みん評）

ブックサプライ

出典：ブックサプライ

ブックサプライは、2,000万点以上の取引実績がある宅配買取サービスです。
医学書や資格本をはじめとする書籍全般のほか、CDやゲームなどもまとめて売却できます。

2段バーコードがある本を買取対象としており、公式サイトからバーコード番号を入力すればリアルタイムの査定額がわかります。
買取合計金額が2,000円以下の場合は送料がかかるため、事前査定でおおよその査定額を把握してから利用するとよいでしょう。

また、希望すれば商品1点ごとの査定額をメールで教えてもらえる点も便利なポイントです。
本1冊ごとの価値を理解したうえで納得の取引をしたい方は、ブックサプライを検討してみましょう。

買取業者名	ブックサプライ
買取方法	宅配買取
取り扱いジャンル	参考書・専門書ほか書籍全般
事前査定	あり
買取対応エリア	沖縄県・離島をのぞく全国
書き込みがある本の買取	不可
手数料・キャンセル返送料ほか	買取合計金額が2,000円以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
キャンペーン	まとめ売りで買取額アップ 自宅にある段ボールの使用で300円アップ
公式サイト	https://www.booksupply.jp/

バリューブックス

出典：バリューブックス

バリューブックスは、業務の効率化により高額買取を実現している宅配買取サービスです。
1箱につき500円の送料を設定し、売れる本だけを送ってもらうことにより、輸送費・査定や廃棄にかかる時間を削減しています。

ISBNの記載がある書籍のみを対象としており、参考書や受験の問題集なども査定が可能です。
本棚に並んだ本の撮影やバーコードスキャンで事前査定が行えるため、売れる本のみを選別して発送できます。

年間査定冊数は1,300万冊以上で、2025年6月から10月までの平均査定金額は3,652円と、実績と買取額において高く評価されています。
返送料は無料なため、新しい本や価値が高そうな専門書などが手元にある方は、査定だけでもお願いしてみると良いでしょう。

買取業者名	バリューブックス
買取方法	宅配買取
取り扱いジャンル	参考書・専門書ほか書籍全般
事前査定	あり
買取対応エリア	全国
書き込みがある本の買取	状態による
手数料・キャンセル返送料ほか	送料1箱500円 返送料は無料 振込手数料は無料
キャンペーン	新規登録で送料無料
公式サイト	https://www.valuebooks.jp/sell

教材高く売れるドットコム

出典：教材高く売れるドットコム

教材高く売れるドットコムは、教材を専門的に取り扱う買取サービスです。
U-can教材やフォーサイトの教材セットなど、他店では対象外の資格試験教材も積極的に買い取ってもらえます。

宅配買取のほか、全国13箇所のリユースセンターでは、持ち込み買取も実施しています。
リユースセンターがある地域では出張買取も行っているため、発送作業や持ち込みが面倒な方におすすめです。

なお、教材高く売れるドットコムは、買取サービス業で最大手クラスに位置する東証プライム上場企業が運営しています。
2025年6月時点での利用者が940万人以上の実績があるため、人気が高い大手業者を探している方におすすめです。

買取業者名	教材高く売れるドットコム
買取方法	宅配買取・出張買取・店頭買取
取り扱いジャンル	資格・試験対策教材
事前査定	あり
買取対応エリア	全国
書き込みがある本の買取	状態による
手数料・キャンセル返送料ほか	送料・返送料・振込手数料はすべて無料
キャンペーン	–
公式サイト	https://www.kyozai-takakuureru.com/

ブックオフ

出典：ブックオフ

ブックオフは、全国に約900店舗を展開する中古本のチェーン店です。
参考書や辞書などの書籍全般のほか、ゲーム・CD・ブランド品・家電などを幅広く査定してもらえます。

買取方法は、宅配買取・店舗買取・出張買取・店舗出張買取の4通りです。
店舗出張買取の実施店は限られているものの、出張査定後にその場で現金化できるメリットがあります。

宅配買取の場合は公式サイトからの事前査定が可能ですが、店舗での買取価格とは異なるため注意が必要です。
梱包用の段ボールが1枚200円で、返送料も利用者負担など、利用ハードルがやや高いため、近くに店舗がある方は持ち込み査定をおすすめします。

買取業者名	ブックオフ
買取方法	宅配買取・出張買取・店頭買取
取り扱いジャンル	参考書・専門書ほか書籍全般
事前査定	あり
買取対応エリア	全国
書き込みがある本の買取	不可
手数料・キャンセル返送料ほか	送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
キャンペーン	–
公式サイト	https://www.bookoffonline.co.jp/files/selltop.html

テキスタ

出典：テキスタ

テキスタは、受験の参考書や問題集、予備校テキストを専門とする宅配買取サービスです。
参考書の査定実績が豊富な専門スタッフが対応し、1冊ずつ丁寧に査定して適切な値段を付けてくれます。

古今東西のあらゆる参考書やテキストを買い取っており、古い参考書や数年前の赤本なども買取対象です。
事前査定も可能で、公式サイトからバーコード番号を入力すればリアルタイムの買取額がわかります。

書き込みや折り目のついた本も積極的に買取を行っているため、しっかり勉強した参考書を売却したい方におすすめです。

買取業者名	テキスタ
買取方法	宅配買取
取り扱いジャンル	参考書・問題集・予備校テキストなど
事前査定	あり
買取対応エリア	全国
書き込みがある本の買取	多少の書き込みなら可
手数料・キャンセル返送料ほか	査定額2,000円以上で送料無料 返送料は利用者負担 振込手数料は無料
キャンペーン	–
公式サイト	https://text-kaitori.net/

売れやすい参考書の種類は？

参考書の買取価格は需要と供給のバランスによって決まるため、ジャンルによって売れやすい本と売れにくい本があります。

まずは売れやすい本を紹介するので、売却を検討する際の参考にしてみてください。
対象ジャンルの実際の買取相場もあわせてご紹介します。

大学受験用の参考書・赤本・予備校テキスト

参考書の買取で特に売れやすいのは、大学受験用の参考書や問題集です。
赤本や青本も人気があり、最新版の国公立・市立大学・私立大学の赤本や青本は500円以上、医学部の赤本は1,000円以上の買取実績があります。

大学別でいうと、難関大学の赤本・青本・過去問題集も人気です。
例えば教学社から発売された「東大の英語」の最新版は、500円～1,000円ほどで買取されている実績があります。

また、駿台・河合塾・代ゼミといった大手から刊行された参考書は、高額買取が期待できます。
有名予備校で使われているテキストや教材も参考書扱いとなり、需要が高めです。

「東大の英語25カ年 第12版」の買取参考価格

サービス名	参考買取価格
学参プラザ	600円～
テキスタ	495円
バリューブックス	994円

出典：学参プラザ、テキスタ、バリューブックス

大学の教科書・専門書

大学では専門分野の授業が多くなるため、使われている教科書は専門書扱いになります。
専門書はもともとの需要が高く、内容の改訂が頻繁に行われないことから、多少古い本でも買取が可能です。

大学の教科書は高額なものが多く、中古での購入を希望する学生が一定数いるため、需要が安定しています。
ただし、書き込みが多いものや状態が悪いものは、買取対象外になりやすいので注意が必要です。

なお、医学書や学術書など専門性の高い分野の書籍は、高額買取が期待できます。

「ヒルガードの心理学 第16版」の買取参考価格

サービス名	参考買取価格
専門書アカデミー	9,600円～
テキスタ	5,790円
バリューブックス	7,806円

出典：専門書アカデミー、テキスタ、バリューブックス

「学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する」の買取参考価格

サービス名	参考買取価格
専門書アカデミー	1,800円～
テキスタ	1,087円
バリューブックス	1,247円

出典：専門書アカデミー、テキスタ、バリューブックス

中学・高校受験用の参考書・問題集

大学受験用ほどではありませんが、中学受験や高校受験向けの参考書や問題集も一定の需要があります。
市販の参考書や問題集であれば買い取ってもらえますが、一般書籍を対象とした買取店では値段が付きにくいため、参考書専門の買取店に査定を依頼しましょう。

また、SAPIX・日能研・四谷大塚・浜学園・希学園など難関中学受験向けの塾は、テキストやテスト問題も買取対象です。
人気の高い塾であれば、多少書き込みがあっても高額買取が見込めます。

中学受験塾テキストの買取参考価格

テキストの種類	参考買取価格
浜学園公開学力テスト 1年分	各学年につき2,000円
浜学園テキスト・教材 各教科1年分	1教科につき2,000円
希学園公開テスト 1年分	各学年につき2,000円

出典：学参プラザ

資格試験の参考書・問題集

法律・医療・公務員・ITなどの資格試験を対象とする参考書・問題集は、常に買取需要があります。
しかし、出題範囲の見直しや試験制度の改正にともない内容が改訂されやすく、毎年新版が発行されるケースが多いため、古い本の需要は低めです。

ユーキャン・大原・TACといった資格試験対策予備校のテキストや教材も、高く買い取ってもらえる可能性があります。
これらのジャンルは、一般的な書籍の買取店では対象外になりやすいため、参考書を専門に取り扱う業者がおすすめです。

資格試験の参考書は、ジャンルによって買取相場が異なります。
法律や医療系など需要がある資格の参考書は高値が付きやすいため、不要になったタイミングで早めに売却を検討しましょう。

「イヤーノート 2025 内科・外科編」の買取参考価格

サービス名	参考買取価格
専門書アカデミー	9,600円～
テキスタ	600円
バリューブックス	4,201円

出典：専門書アカデミー、テキスタ、バリューブックス

「プログラミング言語C＋＋ 第4版」の買取参考価格

サービス名	参考買取価格
専門書アカデミー	3,500円～
テキスタ	2,698円
バリューブックス	2,619円

出典：専門書アカデミー、テキスタ、バリューブックス

売れにくい参考書の特徴は？

次に、売れにくい本の特徴を紹介します。
ここでは一般的な例として挙げていますが、査定基準は業者によってさまざまなため、あくまでも一例としてご参考ください。

ISBNコードが付いていない

ISBNコードとは書籍を特定する世界共通の番号で、13桁の数字で表示されています。
書籍の買取時には、ISBNコードをもとに査定が行われるため、コードの記載がない本は買取対象外になるケースが多いです。

書店に流通する本にはISBNコードが付けられていますが、同人誌や自費出版本、古い本にはコードが存在しないものがあります。
中学・高校の教科書にもISBNコードが付いていないものが多く見られます。

中古市場への流通が多い

人気のある参考書は需要が高いものの、売却数も多いことから中古市場に出回りやすくなります。
特に、受験シーズンが終わった直後には同じ本がたくさん流通するため、需要が下がりがちです。

資格試験の本も同様で、試験日が過ぎると流通量が増え、需要が下がります。
さらに資格試験の問題集は毎年改訂版が発売されるため、古くて希少価値が少ない本には値段が付きにくくなります。

書き込みや汚れが目立つ

書き込みやマーカーの跡があっても査定してくれる業者は多くありますが、大量の書き込みがあると買取対象外になるケースがほとんどです。
また、日焼けによるシミや汚れ、折り目が目立つ本も買取不可になります。

買取可能なボーダーラインは業者によって異なるものの、基本的には勉強に支障がない状態であることが前提です。
書き込みがある時点で買取不可の業者も多いので、注意しましょう。

参考書を少しでも高く売るためのコツ

参考書を少しでも高く売るためには、5つのコツを押さえておきましょう。

それぞれのポイントについて、以下で詳しくご紹介します。

1. できるだけ早く買取に出す

参考書はたびたび内容が改訂されるものがあり、新しい版が出ると旧版は需要が下がります。
特に受験の問題集や資格試験の本は毎年改訂版が発刊されるため、値段が下がる前に売却しましょう。

できれば、受験や試験が終わってからすぐに査定してもらうのがベストです。

2. 書き込みを消してきれいな状態にする

鉛筆の書き込みがある本は、できる限り消しゴムで消してから査定してもらいましょう。
参考書に限らず、本の買取は状態によって買取額が変わります。

落とせる汚れは落としておき、折り目や開きグセも可能な範囲で直しておくことが大切です。
ただし、消しゴムを強くかけすぎてページを破いてしまったり、きれいにしようとして破損してしまったりしないよう注意する必要があります。

業者によっては、折り目や汚れに手を付けずそのまま査定に出してほしい場合もあるので、公式サイトで確認しておきましょう。

3. 冊子やDVDなどの付属品をそろえておく

CDやDVD、冊子などの付属品が同梱されていた本は、すべてそろった状態で買取に出しましょう。
付属品がないものは減額対象になりやすく、買取を断られてしまうケースも多くあります。

また、参考書のカバーや帯は、付けた状態で査定に出すのが基本です。
特にカバーがない本は買い取ってもらいにくいため、外して使う場合は大切に保管しておきましょう。

4. キャンペーンやまとめ売りボーナスを利用する

買取業者の一部では、まとめ売りボーナスやキャンペーンを開催しています。
うまく活用すれば、通常に比べて数千円単位で増額する可能性もあるため、積極的に利用するべきです。

キャンペーンの一例としては、期間限定の買取アップや特定ジャンルの買取強化などが挙げられます。
ほかにも新規利用やLINEの友達登録、段ボールの提供なしなど、さまざまなキャンペーンがあります。

売りたい参考書がたくさんある場合は、まとめ売りボーナスが有効です。
たとえば買取王子では、査定金額が100円以上の買取点数に準じて500円から最大6万円のボーナスが付与されます。

キャンペーンやまとめ売りボーナスの内容は業者によって異なるため、公式サイトの情報を見逃さないようにしましょう。

5. 複数の業者に査定を依頼する

高額買取を狙うなら、複数の業者に査定してもらうのがおすすめです。
買取業者のほとんどは無料で査定を行っているため、金額に納得できない場合は返品を依頼して、別の業者にも査定を依頼してみましょう。

ただし、宅配買取の場合はキャンセル時の送料に注目です。
業者によっては、キャンセルした本の返送料は利用者が負担するケースがあります。

複数社から相見積もりを取るときは、キャンセル時の返送料が無料の業者を選びましょう。

買取業者による参考書の主な買取方法を紹介

参考書の主な買取方法は、宅配買取・店頭買取・出張買取の3種類に分けられます。
それぞれにメリットやデメリットがあるため、特徴を把握したうえで自分に適した買取方法を選びましょう。

ここでは各買取方法について詳しく解説します。

買取方法	メリット	デメリット
宅配買取	段ボールを発送するだけで売却できる対面なしで利用できる 近くに店舗がなくても利用できる	申し込みから入金まで時間がかかる キャンセル時に返送料がかかる場合がある
店頭買取	スタッフと直接やり取りができる その場ですぐに現金化できる 好きなタイミングで売りに行ける	実店舗が少なく利用できる地域が限られている 大量の本を持って行くのが大変
出張買取	スタッフと直接やり取りができる 梱包や発送の手間がかからない その場ですぐに現金化できる	他人を家に入れる必要がある 利用できる地域が限定されている場合がある

宅配買取

宅配買取は、参考書の買取サービスでもっともメジャーな買取方法です。
売りたい本を段ボールに詰めて発送するだけで、対面のやり取りをすることなく買取手続きが完了します。

段ボールを無料でもらえる業者が多く、集荷時には配送会社が自宅まで来てくれるため、手軽に売却が可能です。
基本的には全国対応なので、近くに店舗がない方や出張買取に対応していない地域の方でも利用できます。

ただし、宅配買取は査定から入金まで時間がかかりやすく、即現金化を希望する方には向きません。
また、キャンセル時の返送料が自己負担になる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

店頭買取

店頭買取は、実店舗に直接持ち込んで査定してもらう買取方法です。
店員さんに査定の理由を聞くことができ、価格交渉も行えるため、納得のいく取引を行えます。

持ち込んですぐに査定してもらえるうえに、査定額に了承すればその場で現金を受け取れるのもメリットです。
査定額に満足できなければ家に持ち帰るだけなので、とりあえず査定だけしてもらいたい方にも向いています。

しかし、一般書籍と違って参考書の買取業者は限られており、実店舗が少ないのが実情です。
また、店舗が混雑していると時間がかかることや、冊数が多いと運搬が大変な点を留意しておきましょう。

出張買取

出張買取は、業者が依頼主の自宅を訪問し、査定から買取までを行う方法です。
買い取った本の梱包や運搬は業者が行ってくれるため、売りたい参考書がたくさんある方に適しています。

訪問スタッフから査定額の内訳を聞くことができ、価格交渉も行えるなど、自宅にいながら店頭買取と同じようなやり取りができます。
出張買取はその場で現金払いが一般的なため、現金化を急いでいる方にもおすすめです。

とはいえ、自宅に他人を招き入れることに対して抵抗がある方もいるでしょう。
また、査定額に満足できなくても、わざわざ家に来てもらったので断りにくいというマイナス面もあります。

参考書の買取業者を選ぶ6つのポイント

参考書の買取業者によって、査定基準やサービス内容が異なります。
売却先を選ぶときは、売りたい本の種類や状態を踏まえたうえで、自分と相性のよさそうな業者を検討しましょう。

ここでは、参考書の買取業者を選ぶ際に注目すべきポイント6つを紹介します。

1. 参考書の買取実績が豊富な業者を選ぶ

参考書の買取には専門的な知識が必要なため、一般書籍の買取店では値段が付きにくい傾向があります。
特に使い込んだ問題集や教科書、塾の教材などにおいては、価値がないものと判断されがちです。

適正価格で査定してもらうためには、参考書の知識と相場に詳しく、買取実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。
参考書や専門書に特化した買取業者も複数あるため、高額買取を狙いたい方は検討してみてください。

2. 送料や手数料の有無を確認する

買取サービスを利用する際は、査定料・送料・振込手数料などを事前に確認しておきましょう。
査定料や振込手数料においては、ほとんどの業者が無料で対応しているため、さほど気にする必要はありません。

注意したいのは、宅配買取で段ボールを発送する際の送料です。
送料無料が多いなか、一部ですが利用者側で負担する業者も存在します。
また、送料無料とあっても「査定額2,000円以上で無料」「段ボール2箱目からは有料」といった条件付きの場合があります。

同様に、キャンセル時の返送料も見逃せないポイントです。
自宅から発送する際の送料は無料でも、本の返却時は利用者負担の業者が多くあります。

気軽に査定を依頼するなら、送料および返送料が無料の業者から選ぶと良いでしょう。

3. 書き込みがあっても買取が可能かどうか

書き込みがある参考書は、業者によって対応が異なります。
多少の買取なら買い取ってくれる業者が多めですが、ブックオフやブックサプライでは対象外です。

鉛筆での書き込みは消しゴムで消せば買取可能になるものの、冊数が多いとチェックするのが大変です。
書き込みを消すのが面倒な方や、消せない書き込みがある場合は、書き込みがあっても買い取ってもらえる業者に依頼しましょう。

4. 事前査定サービスがあればおおよその買取額がわかる

事前査定とは、査定を依頼する前におおよその買取額を教えてもらえるサービスのことです。
あらかじめ買取額の目安がわかったうえで申し込むため、実際の査定額とのギャップが少なく、キャンセルのリスクを減らせます。

事前査定には、公式サイトでISBNコードや本の状態などを入力する方法と、LINEやメールで見積もりを依頼する方法の2通りがあります。
コードを入力する方法は数分もかからずに査定額がわかるため、複数社の買取額を比較するときに非常に有効です。

ただし、事前査定はあくまでも目安であり、実際の査定額は状態によって変わります。
また、買取市場の相場は日々変動するため、事前査定から正式な査定までの間に買取額が変わることもあります。

5. 新しい本なら買取保証をチェックする

発行から1年以内の新しい参考書は需要が高く、業者によっては買取保証が付けられています。
特に、3ヶ月以内の本は、定価の30％～40％以上で買取が保証がされている場合もあります。

1年以内でも定価の15％～20％以上で買い取ってもらえる業者が複数あり、新しい本を売りたい方におすすめです。

6. ほかに売りたい本があるならまとめ売りを検討する

参考書以外の本も一緒に売りたいときは、まとめ売りがお得な業者を検討してみましょう。
売却点数に応じてボーナスが付く業者であれば、高額買取を狙えます。

参考書専門の買取サービスは、買取相場は高めなものの、参考書以外の本は取り扱っておりません。
参考書とほかの本を別々に買取に出すのが面倒な方は、すべてのジャンルを買い取ってくれる業者を利用しましょう。

参考書の買取でよくある質問

最後に、参考書の買取に関してよくある質問をまとめて紹介します。

まとめ

本記事では、参考書の買取業者おすすめ8選をメインに、高く売るコツや業者を選ぶポイントなどの情報を解説しました。

同じ参考書でも業者によって査定額が変わるため、本の価値を見極めて適正な価格で買い取ってくれるサービスを選びましょう。
売却を急いでいないのであれば、複数の業者に相見積もりを依頼するのも賢いやり方です。

この記事で紹介した情報を参考にして、価格面でもサービス面でも満足できる取引を目指してください。