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日本書紀<5>/単行本

作家 寺田恵子

この商品の詳細

出版社
グッドブックス
出版社シリーズ
ISBN
4907461522
サイズ
単行本
発売年月日
2026年06月01日

この商品の紹介

謎多き5、6世紀の日本を読む。

●播磨に潜伏していた二王子の発見。「暴君」として描かれる武烈天皇の意味。
 北陸から迎えた継体天皇。皇位継承の危機とその回避。
●朝鮮半島にうち続く動乱。任那の滅亡。
●欽明天皇期の仏教の伝来。

原著「日本書紀」全30巻の巻15~19に相当。
ここには多くの謎や、さまざまに議論を呼んだ歴史記事が記されています。

前半で注目すべきは、皇位継承の危機。
清寧天皇には皇子がなく、播磨に潜伏していた二王子の発見によって、再従兄弟(はとこ)へと継承。
さらに武烈天皇から継体天皇への、5代さかのぼる継承。

そして、激動の朝鮮半島情勢。
任那をめぐる百済、新羅、高句麗の攻防。日本はたびたび百済に援軍を送るが、ついに任那は滅亡。

こうした朝鮮半島とのかかわりの中で、欽明天皇期に仏教が伝来。五経博士や暦・医薬等のさまざまな知識人も流入。
こうした文物はやがて日本に根をおろし、独自の発展を遂げていきます。

このダイナミックな時代を、やさしい訳文と興味深い解説で記します。

<主な内容>

◆第二十二代 清寧(せいねい)天皇

星川皇子(ほしかわのみこ)の反乱
潜伏していた二皇子の発見

コラム 清寧天皇が果たした役割

◆第二十三代 顕宗(けんぞう)天皇

流浪の二皇子
天皇の位を譲り合う兄弟皇子
弟皇子の即位
紀生磐宿禰(きのおいわのすくね)の野望と失敗

◆第二十四代 仁賢(にんけん)天皇

顕宗天皇の皇后の自害
立太子と崩御

◆第二十五代 武烈(ぶれつ)天皇 

即位前紀─大臣父子の横暴
平群真鳥(へぐりのまとり)の傲慢さ
影媛への求婚と歌の闘い

暴君のいわれ
暴虐な行動

コラム 「暴君武烈天皇」が暗示するもの

◆第二十六代 継体(けいたい)天皇 

皇統の危機
北陸へのお迎え
広範な基盤をもつ天皇
天皇は耕作し、后妃は養蚕する

任那四県の割譲
己汶(こもん)と帯沙(たさ)の割譲
伴跛(はえ)の新羅侵攻
大和への遷都
磐井(いわい)の反乱
加羅国と新羅の協定の破綻
「継体」の意味
毛野臣(けなのおみ)の失政

コラム 易姓革命に対するアンチテーゼ   

◆第二十七代 安閑(あんかん)天皇

瓔珞(くびたま)盗難事件と武蔵国造の争い
各地に屯倉と部民を設置

◆第二十八代 宣化(せんか)天皇 

「食料は天下の根本」
朝鮮半島の緊張

コラム 欽明天皇と安閑・宣化天皇の二朝並立説について

◆第二十九代 欽明(きんめい)天皇 
 
朝鮮半島情勢をめぐる大伴金村への批判
百済の聖明王、任那再建を語る
聖明王、新羅の謀略を戒める
天皇の任那再建の詔勅
百済、親新羅派官僚の退去を要請

仏教伝来

高句麗の内乱
百済の救援軍要請
百済、高句麗から漢城を取り戻す
新羅が漁夫の利(漢城)を得る
高句麗、新羅と共謀して南下
百済の王子、高句麗と激突
五経博士の交代
聖明王の無念の死

任那滅亡

新羅からの外交使節
新羅遠征と妻たちの悲劇
大伴狭手彦(おおとものさでひこ)の高句麗攻略

コラム 大伴狭手彦の伝説

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